お父さん、お母さん、みなさんは勉強は誰のためにするものだと思いますか?
『自分のための勉強でしょ!』って子どもに言っていませんか。間違いではありませんが、あえて『他人のための勉強だ』ということも付け加えておきたいと思います。
人はいっぱい勉強し、その勉強によって身についた能力を使って、人様の役に立つことをいっぱいするのです。そして人様の役に立つことをし続けると、いずれは自分の幸せになってかえってきます。まずは、人様の役に立ち、人様に喜ばれる人間になる。そのためには勉強が必要なのです。
では学校で勉強していることが本当に役に立つのでしょうか?
実は役に立つ勉強もあれば将来使わない勉強もあります。将来使わない勉強も、その勉強をすることで心構えの練習になります。解けない問題があれば、それを自分の力で何とか解こうとする心構えは人生を大きく左右します。
成功者になると成功者の心構えが身につくのではなく、成功者の心構えを持った人が成功するのです。
勉強は楽しいですか?
勉強は嫌なものというイメージの人もいるとは思いますが、勉強は今まで分からなかったことが分かること、できなかったことができること、知らなかったことを知ることで、自分が成長することです。成長は大きな喜びです。成長の幸せを感じる教育をしたいと思います。
話は変わりますが大切な心構えのお話しです。
皆さんはエジソンを知っていますか?
彼は電球の発明するのに何と1万回の実験を繰り返したそうです。言い換えればそれだけ失敗したということです。私たちならそれだけ失敗すれば途中で諦めます。でもエジソンは諦めませんでした。それはエジソンは失敗を失敗として受け止めていなかったからではないでしょうか。失敗する度に『わかったぞ、これではダメだということが分かったぞ』とプラスに受け止めていたのではないでしょうか。成功の鍵はプラス思考にあるのです。
勉強も同じで間違えたときこそ
『自分が今勉強するべきところが分かったぞ』
『自分の成長のチャンスに出会えたぞ』と受け止めて欲しいと思います。